アイディアの発想方法
自分、アイディアを考えるのは結構得意なようです。
それが役に立っているかどうかはわかりませんが。
発想力を高めたいって人は多いのかと思います。
なので、そこらへん、思うところを書いてみます。
1.夢を捉える。
まずは、あんなこといいな、できたらいいな。っていう夢を覚えておきます。
2.一人ブレーンストーミング
時間があれば、その夢を実現させる解決策を一人ブレーンストーミングします。
とにかく、常識を捨てて、くだらないことでも、すでにあるものでも、技術的に無理でも、
って考えですな。頭をよぎった考えを羅列します。
3.必要な知識を勉強します。
技術的に無理と思うことでも、世の中調べると結構、同じような考えをもってそれなりに研究している人がいます。
そういうのを探します。見つけたら、勉強します。
4.現在の技術では無理なものの解決方法を模索する。
それでも、解決されていない問題があるとします。
それを無理だとあきらめずに、解決策を考えます。
そこで解決策が見つかればそれは、新しいアイディアと言えるものになるんじゃないかと思います。
5.本当に独創的なのか調べてみる。
実は、独創的と思った考えも、ほかの人が考えているかもしれません。
その点を調べ直してみます。
6.ただ考えないで作ってみる。
ただ考えてても、細かいところはわからないので、実際に作ってみます。
そうすると、より具体的な問題が見えてきます。
その問題を解決するために、またいろいろ考えます。
7.視点を変えて考える。
ユーザーの立場になって考えたり、売る人の立場になって考えてみたり、経営者の立場にたって考えてみたりします。
8.大きな視点で考える。
世界を変えるくらいの大きな視点で物事を考えて見ます。
えらくなった気分になって考えるわけです。
自分は未来の大会社の社長であり、総理大臣であり、アメリカ大統領なわけです。
その道のりを考えるわけです。なった場合に展開する戦略を考えるわけです。
考えるだけなら、誰でも、できるのだから。
あとは、時代の流れを大きな視点で捉えてみると。
宇宙人的視点で考えたりするのもいいらしい。
9.車輪の再発明
車輪の再発明を恐れてはいけません。
車輪の再発明がまったくの無駄ではありません。
いや、むしろ、発想力を高めるいい練習です。
車輪を再発明すると車輪がなぜ必要で、
どういう考えでそういう形をしているのかという、作るプロセスがわかります。
車輪の再発明ができたとしたら、それは素晴らしい発想能力があるということです。
単に、誰かが先に考えていただけのことです。
それを、誰も考えていないことを考えれば発明になるのです。
しかし、誰も考えていないことを考えて理解されないような状態で話すと
頭のおかしい人という扱いをされます。
すでにあるものの改良をしようと考える場合、
車輪より素晴らしいスーパー車輪を考えるには、車輪の発明が出来る力が必要です。
単に、車輪の使い方や作り方がわかっていれば良い訳ではないのです。
車輪の再発明を止めるには、調べても、どこにもない知識を探すことです。
10.出る釘は打たれる。それでも強い釘は生き残る。
どーも、日本と言う国は出る釘は打たれる文化があります。
それで、悔しい思いをした覚えがあります。
そういうところが、自分は嫌いです。
しかし、本当に強い釘は打たれても生き残るものです。
だから、多少のことではへこたれず、自分が考えたものが素晴らしいものならば、
そのよさが伝わるまで唱えつづける必要があるのではないかと思います。
とにかく、無理そうな考えを押し進めていって有用な考えに行き着けばいいのです。
秩序の中に新しい秩序はない。混沌の中にこそ新しい秩序があるのだ。