ネイティブクライアント

google のネイティブなプログラムがブラウザ上で動くよというプラットフォーム。
ネイティブなプログラムにちゃんとしたセキュリティを持ったsandboxがあるというのが特徴。
このアイディアも自分は考えていました。D言語をブラウザ上で動かせるようにできないか?
結局MACが強い理由はネイティブのGCを持った言語を採用しているから。
KDDIが強かった理由はネイティブの言語を使ってたから。
でも、今までのネイティブな言語ではsandboxが弱くてダメだ。
で、Objective-Cではちょっと書きづらいし、やっぱりJavaC#に似てるD言語が一番ベスト
じゃないか!!
ということで、NACL上でD言語SDLが動くようにしてちょ。
ところで、仮想マシンの技術を使ってソフトウェア上でパソコンを動かすことができる。
ということで、理論的にはもともと可能だった。
それを実現してしまうあたりにgoogleの凄さがある。


Smalltalk VS Mac では性能上 Mac が勝っていて、ユーザーは自分でプログラムを作ることを
それほど望んではいないのだから、NACLは今後伸びる方向だと思う。


マシンパワーを生かせる技術だし、ホントの意味でエコロジーなのだから。
さて、こうなると欲しいのが実行サイズの小さいネイティブコンパイラです。
flashjavaに勝っている点のひとつにflashのバイナリがflashのネイティブなコードに対応して
圧縮率を高めるような工夫がされています。
x86のコードに特化した圧縮技術ってありますよねexeファイルを小さくするといったような。
そういう圧縮技術を使って配布ファイルサイズをより小さくするという技術が今後出てくるかも
しれません。その技術で圧縮したものをさらにzipで圧縮すると。


SDLOpenGLが動くのであれば、後欲しいのがflash並に最適化されたベクター描画技術です。
それがあるともうウハウハです。