スチームボーイ

ここのところ、ずっとスチームボーイのことを考えてます。
期待を大きく裏切って、まったく、なんとも言えない作品を作りやがった。大友さんは。
欠点たくさん。絵はスゲェけどあたりまえになってるし、声優はなんだかなぁって感じだし、脚本もなんだかなぁって感じだし、ストーリーもいまいちだし、メカもたくさん出てくる割には感銘うけないし、パクリまくりジャンって感じもした。
だけど、絵はスゲェし、笑ったし、泣いた。
何なんだこれは!?
っていう、パニック状態ですよ。
いろいろ考えると考えが膨らんじゃってまとまりようがなく膨張していく感じです。
欠点がたくさんあるのは、メッセージ性と倫理観と笑いを際立たせるための演出に過ぎないのではないか?とか考えてしまう始末。
こりゃ他の人の意見をみてみないと客観的な批評はできんぞと思って、今日は一日Web上でスチームボーイの感想を見まくってました。
予想通りの、欠点をたくさん挙げて駄目だって批判。
それと相反する、面白いって言う意見。
日本で批判されて、外国で評価されて、日本で再評価されるんじゃないかって予想。
純然たるコメディ大作だとか言う意見。
マッドサイエンティストの面白映画だみたいな意見とか。

まぁ、バラエティ豊かな感想が出てて面白い。客観的な批評はまだできないなぁ。こんな映画ないよ。ホント。掲示板だと、意見の偏りが見られて、日記だとおのおのが考えた感想がそのままでてるなって感じがして面白い。でも、はてなダイアリーを公開が開始した7/17日から、全部読もうとしてるので、いくら読んでも終わらない。

あ、対抗できるとすると、押井守の「ご先祖様万々歳!」があるな。http://pierrot.jp/title/gosenzo/index.html これは、凄かった。見終わった後の虚脱感はなかなか他にはないんじゃないかなぁと思う。4、5人で集まって見てたんだけど、見終わったあと無言でみんな脱力して倒れてた。私はそれほど映画見ないほうだけどアレも凄かった。

明日も、ダイアリーの感想を見るぞと。