本題

自分は最近、貯金が無くなったので、親からお金を出してもらっている。
いくら出してもらっているかは謎である。なんだか知らないけど、生きていれる。
しかし、貸してくれと頼んではいない。親から申し出て、振り込まれている状況である。
それはおかしいから、お願いするまでは入れないでくれという。
しかし、それだと自分(親)がめんどくさい手続きをしたくないから、そうしたのだと言われる。
で、現状自分にどのくらいのお金をかけているのかを聞く。
家計簿をつけているというので見せてもらう。
親は、事務処理のプロであったので、どれだけ素晴らしいものがあるのかと思っていた。
話を聞くと、合計は求めていないということだった。
ただ、日付と品物について書いてあるので、過去を振り返って見るのに役立つという話だった。
結婚したてのころは、経理学校で習ったとおりきちんと計算していたそうだ。
だけど、細かい計算ミスのずれで、嫁姑のいざこざが起きてしまったので、計算するのは止めたのだそうだ。
完ぺき主義だったんだなぁ。っていうか、俺はそんなこと聞きたくないんですけど。
とりあえず、家計簿からは、額は求められそうに無かった。
で、親が取り出したのが「銀行の家計簿つけるのを助けるサービス」のものだった。
で、その見方を教えてくれと頼む。簡単な表が二つあるものだった。
永遠と、苦労話が出てくる出てくる。大変である。
「苦労したことはわかるし大変だったんだなと思う。
でも、そんなことは聞きたくない。めんどくさいと思ってしまうではないか。」
ということを言う。
自分は、各項目について把握したいだけなのである。
それを愛情をもって教えて欲しいのである。
これを見て何が楽しいかが知りたいのである。
で、1項目ごとに丁寧に見ていく。
驚いたことに、その話を聞いていて、親は感心している。
そこまで詳しく見たことが無いといっている。経理のプロだったのにである。
で、とにかく、全部見終わる。
見終わってみれば、実に簡単である。よく出来てるなぁと思う。
結局は自分で考えてみたのだけど、とにかく自信がなかったので、
親に見ていてもらえるととても、安心であった。
ここは重要である。
黙っていても、見ていてもらえるという安心感があると全然違う。
そういった、安心感を与えることが自分は出来ないところがあった。
自分に自信がない部分があるからである。
ここで、またひとつ、着実に自分に自信がついた。