2009-09-23 今回作る計算機の仕組み 計算機といってもすぐに計算できるわけではありません。大きく分けて次の3つの段階に別れています。1.数字や、変数名、記号等に分割する。(字句解析) 2.木構造を作る。(構文解析) 3.計算する。(意味解析) プログラムの文字列は、字句解析で数字や変数名、記号等のトークンに分解されます。分解されたトークン列は構文解析で木構造を持つ構文木に変換されます。構文木は意味解析で実際に評価され計算されます。コンパイラの場合はこのあと中間コードに変換され、最適化、コード生成と続きますが今回はコンパイラは作らないので扱いません。