今回作る計算機の仕組み

計算機といってもすぐに計算できるわけではありません。大きく分けて次の3つの段階に別れています。

1.数字や、変数名、記号等に分割する。(字句解析)
2.木構造を作る。(構文解析
3.計算する。(意味解析)

プログラムの文字列は、字句解析で数字や変数名、記号等のトークンに分解されます。分解されたトークン列は構文解析木構造を持つ構文木に変換されます。構文木は意味解析で実際に評価され計算されます。コンパイラの場合はこのあと中間コードに変換され、最適化、コード生成と続きますが今回はコンパイラは作らないので扱いません。