Compact言語(C式)の提案
プログラミング言語にはいくつかの系統があります。
アセンブラ一族はマシン語を人間の読める形にしたもので、ニーモニックと呼ばれる命令とパラメータの組み合わせです。
パスカル一族はbeginで始まりendで終わります。
Rubyはbeginなしのendで終わる一族。
LISP一族はプログラムをLISTでプログラムを書くものです。
Haskellやpythonはインデントによる構造化を行う一族といえます。
C言語一族は複数の括弧で文をあらわします。
昨今関数型言語に注目が集まっていますが、その特徴のひとつにすべてのプログラムは式で表せるということがあります。
それによりさまざまな恩恵があり、さまざまな研究が行われています。
現在のC言語の一族の言語は式をベースとしていません。
文字列からBNFによって一気に抽象構文木(AST)を作成します。
C言語系統の言語一族を式ベースにすることで関数型言語やXMLの研究結果の
さまざまな恩恵を受けられるようにしてよいのではないかというのが私の提案です。
さまざまな恩恵
1.パーサが簡単に書けるようになります。
2.文字列ベースで行っていた作業を式ベースで行えるようになります。
3.プログラムでプログラムを生成することが容易になります。
4.プログラムでプログラムの操作を行うことが容易になります。